外国人に見せたい、舞妓エンターテイメント!『舞妓はレディ』
みなさんこんにちは〜!おがりなです。
8月も残すところあと1週間。
しかし、大学生の夏休みはまだまだこれからϵ( 'Θ' )϶
いや〜幸せですねぇ〜〜〜♡
私は昨日公開された「検察側の罪人」と「マンマミーア」を早く見に行きたいのですが、給料日前なのでお金が無く…(金欠すぎ)
来週まで我慢です😂
どうでもいい話は置いといて、
本題に移りましょう!!!
世界中で作られているミュージカル映画を紹介していくこのコーナー。前回はアメリカ発の『サウンドオブミュージック』を紹介させていただきました!
そして本日紹介するのは…
日本発のミュージカル映画です!!!
*監督:周防正行
*出演:上白石萌音、富司純子、草刈民代、長谷川博己 他
この映画が公開されたのは2014年。なんと、今年の3月にはミュージカル『舞妓はレディ』として舞台化され、博多座で上演されています。舞台版では、ミュージカル女優・唯月ふうかさんが主演を務められています。
--------⚠️ネタバレ注意⚠️-----------
○あらすじ
京都の花街"下八軒"にあるお茶屋・万寿楽にある夜、「舞妓になりたい」と西郷春子(上白石萌音)が押しかけてくる。誰の紹介もなく急に訪問してきたため女将は追い出そうとするが、たまたまその場に居合わせた客で言語学者の京野(長谷川博己)は、彼女の話す鹿児島弁と津軽弁が混じった強い訛りに興味を持った。京野は春子に京言葉を指導すると言い出したことから、晴れて舞妓見習いになれた春子。そして彼女の舞妓修行が始まるー。
○周防監督だからこそできた「和製ミュージカル」
周防監督といえば、『Shall we ダンス?』で有名ですね。これは社交ダンスにのめり込んでいく中年サラリーマンを描いた物語。社交ダンスや、今回のミュージカルといった"舞台芸術"を映像で取りいれつつ、ほっこり和やかなエンターテイメント作品に仕上げる。とても周防監督らしい作品です。『舞妓はレディ』でも、舞妓修行を通して、たくさんの人の温かさに触れて成長していく春子の姿が丁寧に描かれています。舞台芸術を映画に取り入れ、名作を生み出すことができる邦画監督は、今のところ周防監督しかいないのではないかと思います。また、『Shall we〜』でも出演されていた周防監督の奥様、元バレリーナの草刈民代さんが『舞妓〜』でも出演されています。プロダンサー草刈民代さんの踊る姿や立ち振る舞いが、各シーンに華を添えてくれています。
皆さん、ここで一度「マイコハレディ」と
声に出して言ってみてください。
言いましたか?
そして次に、「マイフェアレディ」と
声に出してみてください。
気づきましたか?
はい、イントネーションが同じですね。
○有名ミュージカルの文字り。
急に「マイフェアレディ」なんてワードが出てきてしまって、「なんぞや?」ってなった人が多いと思います。
『マイフェアレディ』
1964年、アメリカ発のミュージカル映画。オードリー・ヘプバーン主演。同年のアカデミー作品賞を受賞。
下町で生まれた下品な言葉遣いをするイライザ(オードリー・ヘプバーン)が、言語学教授のビギンズ教授の言葉遣いの指導によってステキなレディになっていくストーリー。
『舞妓はレディ』ってアメリカのミュージカル映画『マイフェアレディ』のタイトル文字りです。
そして、ストーリーにもオマージュ要素が詰め込まれているんです。
○オマージュ要素
お気付きの方も多いと思いますが、お話の構造自体が『マイフェアレディ』をオマージュしています。
言葉遣いに問題があったり、方言を変えなければならない女性が、言語学者の手によってステキな女性に生まれ変わっていく。そして、恋も芽生えたり…?!♡
ちなみに、『舞妓〜』の上白石萌音ちゃんの方言、すんごいです。鹿児島弁と津軽弁のコラボレーション。冒頭に「私の夢」という萌音ちゃんの歌があるのですが、方言炸裂曲なので途中で何を言ってるのか聞き取れませんでした。笑
(京都×恋愛ということで…)
あと、どちらの作品にも登場する"言葉遣い練習部屋(勝手に命名)"がとても類似しています。たくさんの本に囲まれた図書館みたいなお部屋です。
○舞妓たちが、歌って踊る。
タイトルにも書きましたが、この作品の魅力は「舞妓エンターテイメント」であることです。あまり日本で製作されるイメージのないミュージカル映画を、
"京都花街の舞妓たち"というtheジャパニーズ要素を詰め込みまくって作られた本作。
「これがジャパニーズミュージカル映画じゃぁぁあ」
と言わんばかり。特に、物語始めの方とクライマックスに出てくる「舞妓はレディ」(曲名)は、日本舞踊の踊りとたくさんの舞妓さんたちによるパフォーマンスで、とっても見応えある、
"theジャパニーズパフォーマンス"です!
○あの有名人たちが、歌って踊る。
上白石萌音、歌が上手い。
伸びやかで強い声がとても印象的です。特に、京野への恋心に気づく「これが恋?」が私は好きですね。もしかしたら、今後ミュージカルの舞台で活躍する時が来るのではないか!!!
他にも、長谷川博己、富司純子、草刈民代、竹中直人などたくさんの有名人が歌っています。個人的に、長谷川博己さんがとてもかっこよかったです。めっちゃビブラートかけるやないかーい。歌えるイケメンだったんかーい。
低音ビブラートボイスで歌う長谷川博己さん、必見ですよ!
○最後に
日本発のミュージカル映画、いかがでしたか?
日本でもミュージカル映画が製作されているなんて知らなかった方もいるのではないでしょうか?
私はこの作品を是非、もっとたくさんの外国人に見てほしいと思ってます!!!
日本文化の素晴らしいところ盛りだくさんに詰め込んだ"ジャパニーズミュージカルエンターテイメント"を見て欲しいのです😍
身近に外国人の知り合いがいる方はおススメしてくだいね(笑)
それでは、本日は
「舞妓必須三単語」
でお別れしましょう。
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