『世界はリズムで満ちている』レビュー【いずみ】

🎥ワールド・フォーカス🎥
🇮🇳『世界はリズムで満ちている』
監督▶︎ラージーヴ・メーナン
出演▷G・Vプラカーシュ、ネドゥムディ・ヴェーヌ、アパルナー・バーラムラリ
【あらすじ・感想】
貧しい不可触民の家に生まれたピーターは早くから音楽の才能を示し、ムリダンガム(南インドの打楽器)の巨匠のもとに弟子入りして修行に励む。しかし様々な障害が立ちはだかり、音楽業界からも、家族からも拒絶された彼は、放浪の旅に出る。果たしてピーターは降りかかる困難を乗り越えることができるのだろうか。師匠と弟子、伝統音楽の現代への継承といったテーマに、背景としてインド特有の社会階級の問題を絡めた音楽映画。
映画音楽のカリスマ作曲家、A・R・ラフマーン(『ボンベイ』『ムトゥ 踊るマハラジャ』『スラムドッグ$ミリオネア』)が音楽を担当している今作。音楽をやりたくても、家庭環境でできない主人公。でもやりたい...。それでもやりたいんだよ!!体が動いちゃうんだよ!!
監督がドキュメンタリーに影響を受けているということで演者には実際のプロ奏者を起用し、主人公も楽器を一年間練習していることもあり彼らの演奏に心を奪われます。そしてラストシーン。
これはテンション上がるだろ!
ぜひ劇場でご覧ください。
鑑賞者 :いずみ

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