『ザ・リバー』レビュー【かめちゃん】

おはようございます!

早起き…ではなく、オールナイト上映終わりの亀井です。ただいま朝の5時でございます🐓
ミュージカル映画にどっぷり浸かってまいりました🕺
頭の中ではエンドレスにサントラがかかっております!

さて!
会期2日目に鑑賞しました、みなさんお待ちかねのコンペ作品をレビューしたいと思います!!

🎥コンペティション🎥
🇰🇿🇵🇱🇳🇴『ザ・リバー』
監督▶︎エミール・バイガジン
出演▷ジャルガス・クラノフ、ジャスラン・ウセルバエフ、ルスラン・ウセルバエフ、バグダウレット・サギンディコフ、スルタンアリ・ジャクスベック

【あらすじ・感想】
「観終わった後のずっしり感、ハンパないっす」

真っ白な砂漠と対岸の見えない広大な川が何といっても目を奪う本作。
大画面で観るべき映像美作品である一方、子どもたち5人の心情描写がとても繊細に描かれていて、ストーリー展開も最後まで見逃せません。

物語の舞台はカザフスタンの田舎の村ですが、そこはどこかの独立した一地域のようで、孤立した場所。
そこで暮らす5人の子どもたちは、乾燥した砂漠地帯に流れるオアシスのような川で泳ぐことが大好き。

しかしある日、いとこだと名のる "文明" を持ち合わせた男が現れ、彼ら5人の生活は一変することに…。

レンガを0から作っていたり、まるで数世紀前のような暮らしを送っている子どもたち。
そこに突如現れた "文明" が彼らの関係を乱す様子は、現代を生きる僕たちへの警鐘のように感じざるを得ません。

その "文明" が巻き起こした問題を、父親の後継ぎとして全てを任されている長男はどう対処するのか。
5人の表情、行動、そして数少ない言葉に、彼らの心情が鋭く込められています。

最後に、上映後のQ&Aコーナーで監督がおっしゃっていたこの物語の核となるコメントをお伝えしたいと思います。

「彼(文明)は元々あった秩序を壊す役割だけでなく、5人の兄弟の絆を深める役割もある。家の中に吹き込む風が、つまり彼。風は秩序を乱すものであるけれど、空気を新鮮にしてくれるもの。でも、解釈はみなさんにお任せします」

個人的に大満足な一本です。

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