『三人の夫』レビュー【おがりな】

🎥コンペティション🎥
【三人の夫】
監督 フルーツ・チャン
出演 クロエ・マーヤン、チャン・チャームマン
あらすじ・感想
<大人全員観てほしいピンク映画>
シウムイは常人離れした性欲に苦しんでいる。 父親はシウムイを年老いた漁師に嫁がせ、ふたりの男は彼女に客を取らせて金を稼ぎ、一石二鳥を得る。彼女と驚くようなセックスを体験した青年がすっかり恋してしまい、やがて3人目の“夫”となる。しかし彼だけではシウムイを満足させることは出来ず、結局、客を取らせ続けることになるが…フルーツ・チャン監督による娼婦映画三作目。作品の半分くらいはセックスシーンと、BGMかのように喘ぎ声が響いてるというピンク映画ぶり。シュールさと過激さとコメディ要素と社会的要素そして神話的要素(?!)が絶妙な塩梅なのに、あまりにも狂いすぎていて誰かにオススメすることはできないタイプの作品(笑)
そしてなんといっても、絶賛すべきは主人公の娼婦を演じたクロエマーヤン。地に足がついてない感じ。常にゆらゆら揺れているあの感じ。意志なんて無く、ただ流れに身を任せているあの感じ。彼女はほんとうに人間なのか、それとも動物なのか?!?!客席が大いに盛り上がっていたのも非常に印象的です。
鑑賞者 おがりな

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