『ミス・ペク』レビュー【かめちゃん】
こんにちは!
日本でもファンの多い韓国映画ですが、今年もTIFFで韓国映画が上映されました🇰🇷
とても濃厚な一本です!
🎥アジアの未来🎥
🇰🇷『ミス・ペク』
監督▶︎イ・ジウォン
出演▷ハン・ジミン、キム・シア、イ・ヒジュン
【あらすじ・感想】
「苦しい。本当に苦しい。でもものすごくハートフル」
児童虐待をテーマにした、息が詰まる韓国映画。
幼い頃、母親から虐待を受けていた主人公ペク・サンアは、自分と同じく虐待を受けている少女ジウンと偶然出会います。
ペクはジウンが苦しむ姿を見て自分の過去と重ね合わせ、彼女を救うことを決意します。
虐待を受けるシーンでは、600倍の選考を通り抜けたというジウン役のキム・シアさんが見事に演じます。もう僕は観ていて苦しくて苦しくて、仕方がありませんでした。
ペクはジウンを救おうと奮闘するわけですが、ジウンが虐待されていたという証拠もなく、さらにペクには前科があり、ジウンを引き取ることは困難な状況。果たしてペクは、ジウンを救うことができるのか。
韓国映画らしいバイオレンスな映像も混じり合い、一瞬も目を離せない一本です。
Q&Aコーナーで、なぜ「ペク」という名前の前に「ミス」を付けるのかという質問があがりました。
最近はそのような風潮はなくなってきたそうなのですが、韓国では女性の名前に「ミス」を付けると、少し卑下する意味合いがあるそうです。
次の回を鑑賞される方は、このことを意識してみると作品への深みが増すかもしれません🤔
鑑賞者: かめちゃん
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