『ワーキング・ウーマン』レビュー【おがりな】

沢山の音楽映画と社会派映画に囲まれてとても幸せな毎日です。みなさまこんにちは🌞
本日は社会派映画をご紹介‼️

🎥ワールドフォーカス(イスラエル映画の現在)🎥
【ワーキング・ウーマン】
監督 ミハル・アヴィアド
出演 リロン・ベン・シュルシュ、メナシェ・ノイ、オシュリ・コーエン
【あらすじ・感想】
<私は、負けない>
夫と3人の子供と暮らすオルナは夫と3人の子供を持つ主婦。夫がレストランを始めたもののなかなか軌道に乗らないため、家計を助けるために建築業のオフィスの営業で働くことになります。しかし、有能な彼女を気に入った雇い主から執拗なセクハラを受けるようにー。
昨年、多くの著名人もSNSでハッシュタグ投稿した #metoo 運動。そんな年に届いた、まさに今の時代の風潮を表す作品です。ですが、この作品の構想が練られ始めていたのは何年も前のことだったそう。"セクハラ問題"は表沙汰にならなくとも、ずっと昔からあった問題なのだと思い知らされます。セクハラを受けることで沸いてくる怒り、悔しさ、屈辱…そんな主人公の感情と、段々と心へのダメージが大きくなっていく様子を、繊細にリアルに映し出します。見ているこちら側も非常に腹立たしく、憎い気持ちになる。だけど、女性は強い。絶対に負けません。光が差す方へ必ず歩き出します。これは、女性だけでなく多くの男性にも見てほしいです。
鑑賞者 :おがりな

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