日本映画スプラッシュ部門『メランコリック』田中征爾監督と出演の磯崎義知さんにインタビュー!

日本映画スプラッシュ部門で監督賞を受賞した『メランコリック』。

監督の田中征爾さんと、'松本'を演じられた磯崎義知さんにインタビューさせていただきました!


Q今回の映画祭のテーマが「映画の未来開拓」。若い映画人に向けて映画の未来を開拓するためのメッセージをお願いします。

田中征爾監督:昔よりも誰でもクオリティの高い映像が撮れるようになっていて、だからこそ厳しい世界になってきている。機材を調達するのもお金がかかるし・・・っていう時代だったのが、誰でも簡単なエフェクトもつけられるし、誰でも編集できるし、っていう時代。センスと情熱さえある人だったら、誰でも映画撮れてしまう。競争が激化する。だからこそ、チャレンジして欲しいし、自分自身もチャレンジしていきたい昨日映像を撮り始めた人の映画がヒットする事だってあり得る時代。自分含めみんなで頑張りましょう。脚本力で差がつくと思います。映像も大事ですが、映像の素晴らしさは観客の目が肥えてしまっているので、脚本とか演技とか生身のもので差がついてくるシビアな時代、自分も頑張ります。


磯崎義知さん(松本役):映画の歴史が始まってから長い年月が経っているので、色んな話が語られてきたと思うんですけど、やっぱりそれでも『カメラを止めるな!』とか抜け穴を抜けてくるような新しい作品に出会える楽しみを噛み締めていってもらいたいし、そういう作品をたくさん作っていってもらいたいです。


Q映画業界を目指す若者に対してアドバイスをお願いします。

磯崎義知さん(松本役):動画サイトとかが増えていたり、ケータイの映像画質が良くなっていて、誰でも映画が撮れる時代、今回僕たちも自主制作でやったので、一昔前の映画業界よりはチャンスが広がっていると思います。


映画界を目指す若者にとって、とても勇気付けられるお言葉でした!ありがとうございました!



学生応援団による「メランコリック」レビューはこちら!

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