『プロジェクト・グーテンベルク』レビュー【いずみ】

とうとう始まりました!
🎬東京国際映画祭🎬

記念すべき一作目のレビューは、
会期前から待ちわびていたこの作品!

🎥ワールド・フォーカス🎥
🇭🇰『プロジェクト・グーテンベルク』
監督▶︎フェリックス・チョン
出演▷チョウ・ユンファ、アーロン・クォック、チャン・チンチュー

【あらすじ・感想】

偽造画家のリーがタイで逮捕され香港に護送されるが、高名な美術家ユエンによって保釈されるところから物語は始まる。舞台は1990年代のカナダへ。レイとロアンは貧しい画家同士、将来に希望を託すがなかなか認められず、暮らしは楽にならない。とうとうレイはこっそりと絵画偽造に手を染めるが

ロアンに見つかり2人の関係は悪化していく。レイは「画家」と名乗る男に腕を認められ、彼が運営する偽造組織で働くことになる。やがて米ドル紙幣の偽札発見テクノロジーの進化をあざ笑うかのように、彼の偽札造りは世界を席巻していく。

『インファナルアフェア』シリーズの脚本を手掛けるフェリックス・チャンが監督を務める今作!世界的にも超有名な作品○○を意識されていると、上映後のトークセッションで監督がおっしゃっていました。主人公は悪に手を染め始めた当初は、倫理観と葛藤するのですが次々と「画家」に魅せられ闇社会での業務に味をしめていきます。不謹慎ですが主人公が生き生きと悪に染まっていく姿がまさにノワールの真骨頂。そして衝撃的なラスト。ぜひ劇場でご覧ください!

次回の上映は

10/31(水) 14:00- @EXシアター

鑑賞者 :いずみ



0コメント

  • 1000 / 1000