『スペースボール』レビュー【たけ】

究極にアホな80年代SFコメディ

🎥トリビュート・トゥ・コメディ🎥
🇺🇸『スペースボール』
監督▶︎メル・ブルックス
監督、俳優として数々の傑作コメディを生み出した巨匠メル・ブルックスが名作SFをネタにパロディ映画化。悪玉スクルーブ大統領とローン・スターは『スターウォーズ』から。他にも『エイリアン』『猿の惑星』などなど登場!
大竹はSF映画が大好きです。特に「スターウォーズ」は、好奇心を掻き立てられる最高の映画です。そのパロディが「スペースボール」。
冒頭から「スターウォーズ」の上に文字流れていく定番のオープニングがネタにされています。ジョージ・ルーカスから使用のOKサインが出たらしく、フルスロットルでいじりまくってる。くだらないけど、こういうのが面白い。映画というものは、「学び」や「感動」を与えてくれるものではありますが、第一にあるのはやはり『娯楽』という事。そのことを再確認させられます。 「あ、これってあのシーンのやつや、クスクス」「知らないけど、これ可笑しくない?笑」。SF映画大好きなで色んな作品を観てきたって人も、SFはよく意味が分からないから観たことないなあなんていう初心者の人も、結局観たら最後、笑います。ここ学べる事なんて1つも無い。そのぐらいお笑いを極めた映画となっております。
悲しい時、忙しい時、イライラした時、是非この宇宙規模のコメディ映画を観て、自分の悩みのちっぽけさに気付いて欲しいです。上映前のトークセッションでいとうせいこうさんが仰っていたように「明日からまた頑張るか…」そんな気持ちにさせてくれる80年代のステキな映画だと思います。
鑑賞者 : たけ

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