コンペティション部門『半世界』阪本順治監督にインタビュー!

コンペティション部門で観客賞を受賞された『半世界』。阪本順治監督にお話を伺いました!


Q映画の未来の開拓を体現するこれからの若い世代に向けてメッセージをお願いします!

阪本順治監督:スタッフでも、役者でも、僕らの職業は他者を意識したり理解したり、自分じゃない誰かを演じたり、演出することになります。ニュースや事件を目にしたときに、ひどい親だなとかひどい殺人者だなと思う自分がいつつ、ものづくりをする場合に、なぜその人はその行動に至ったのか、というところまで思いが届かなければいけないと考えています。常に他者と向き合う、自分じゃない誰かを理解しようとする、そういうことが必要な職業です。気遣いとはまた違う、そういった覚悟も試されるのではないでしょうか。



「映画は人生」という言葉がありますが、映画に携わるということは誰かの人生と向き合うことなのだと再認識させてもらいました。とても心に響くお言葉でした…!



学生応援団による『半世界』レビューはこちら!


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